子供の頃からラジオで落語を聞くのが大好きでした。小さん師匠、枝雀師匠の大ファンです。最近は金沢にも沢山の落語家さんが来てくれるので、時間があればお勉強に行きます。先日、桂米團治師匠の還暦&噺家生活40周年記念の独演会に行って参りました。
米團治さんの父上は米朝師匠です。還暦とは思えない若々しさ、お茶目で気さくな人柄が舞台から伝わってきます。
今回のメインの出し物は「たちぎれ線香」花街の芸妓に入れあげた若旦那が100日蔵に軟禁され、晴れて愛する芸妓に会いに行ったらすでに亡き人になっていた。と言うお噺です。
名人芸と思ったのは笑いあり涙ありの人情噺、観客と高座が一体になる瞬間に遭遇しました。観客全員が集中して噺に聴き入る。
なんとも言えない一体感。大袈裟かもしれないですが、噺家と観客の息があった瞬間!
行ってよかった❣️感動の高座にワクワクでした、