「働き方改革」か「生き方改革」か
人生100年時代といわれて久しいですが、日本の人口ピラミッドの一番大きなポジションは、昭和20年代に誕生して、日本の高度成長期を支えてきた、いわゆる団塊の世代。
私も、ややその世代に近い年代です。友人や仕事の仲間も定年退職し、後継者のいない経営者で、会社を閉じた方もいますが、皆さんとっても元気で、まだまだ社会で活躍出来そうな方が多いように感じます。
リタイアして、さてこれからどうする?10年ほど前なら「60年職業キャリア」から卒業して、旅行に行ったり、これまでやりたいと思っていた趣味をはじめたり。
でも、今や年金は65歳にならないと支給されない。60歳で定年になって、さてさてこれからどうする?と思っても退職金はこの後の「老後の資金」として確保しておかないと不安!!
いやいや、お金の心配はないけど毎日遊んでいたら、身体も心も衰えてしまうのが心配。
現役時代は、あと◯年で定年退職と思っていても、あまり現実的には考えることなく、あっという間に、その日がやってきた!
前回の記事で、お寺でこれからの人生のキャリアを考えるワークショップの紹介しましたが、「ライフ・キャリア・レインボー」を使った「診断ツール」に自身の「人生における7つの役割」を記入するというワークショップにチャレンジしました。
「人生における7つの役割」とは
①子どもとしての役割
親の介護、整理、親からの引き継ぎ仕事、墓参りなど
②学ぶ人(ここはとっても大切)
学ぶという立場の役割。新しいことを始めるチャレンジする。趣味を見つけるなどなど
③余暇を楽しむ人
趣味やスポーツなど、好きなことをして楽しむ役割。それに費やす時間
④市民
地域の仕事、町内会、ボランティアなどの役割社会の一員としての貢献
⑤働く人
仕事をする立場。働く目的は其々でも職業人としての役割
⑥配偶者
夫・妻の役割。夫婦でなくても、共に生活するパートナーとの役割
⑤家族
自分の家族への役割。家事、日曜大工、送り迎え、写真整理なども
7つの役割の解説書いていたら、何人かの友人の顔が浮かびました。
ご本人に承諾が得られることが出来たら、プログで紹介したいくらい、7つの役割を上手くマネージメントしている方です。
ちなみに、私の現状確認シートの役割のパーセンテージは、
子供 2%
学ぶ人 40%
余暇を楽しむ人 20%
市民 3%
働く人 30%
配偶者 0%
家族 5% でした。
いろんな勉強会に参加する度に、まだまだ学ぶことが沢山あることに気づきます。
年齢は関係ない。自分がやりたい事をやる! もっと多くの人と出会い、人の奥深さや、それぞれの考えを聴く機会を作りたい!
昨年6月にライフシフトして、以前より視野が広がったような気がします。
これからも、自分のキャリアを見直し、新しい役割を作ること楽しみたいです。